コード
TC11-01
系列
史学専攻(修士課程)
授業科目
日本古代史特講
副題
(東アジアのなかの日本古代国家)
副専攻
担当者
鈴木 靖民
単位
4
期・曜時
通年 月2
対象学年
学部3・4年生も可
特記事項
授業概要
古代王権による日本の国家形成について、特に5~7世紀のいわゆる倭の五王の時代から天武天皇の時代ころを取りあげる。日本列島の政治・外交を外から観察した中国の史書、朝鮮の碑文、日本出土の史料などを分析し、あわせて考古学の成果をも摂取し、王権の構造と特質、その後の各地における展開をも考えていきたい。
課題・評価
出席状況をはじめとする平常点。
テキスト
参考文献
『日本の時代史』1 倭国と東アジア(吉川弘文館刊)
『東アジアの古代文化』130(大和書房)
受講生への要望
授業計画
主な研究テーマはつぎの通り。
1 同時代史料からみた4・5世紀の倭国
2 東アジア国際社会への道
3 古代王権と高句麗の戦争
4 古代王権と宋の外交
5 古代王権と府官制
6 武器・武具の所有・配布と府官制・人制
7 王位継承と王権の展開
8 文化形成と朝鮮の古代文化
9 隋・唐との交流と古代文化・古代国家
10 北海道・北東北・南島と古代国家
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