コード MC19-01
系列 系列:I. English Studies
授業科目 2年英文演習5-1
副題 (シェイクスピアの舞台と映像)
副専攻 M2
担当者 森 祐希子
単位 2
期・曜時 前期 火3
対象学年 1(B)・2年
特記事項

授業概要
 シェイクスピアの劇作品を、舞台と映像という観点から読み解きます。『お気に召すまま』『空騒ぎ』『ハムレット』を中心に、エリザベス朝の劇場構造、俳優、劇作家と劇団の関係などを理解した上で、変装、覗き見、独白、劇中劇などの演劇的手法に着目し、映画の映像的手法と舞台での演出を比較して、読みを深めることを目指します。
課題・評価
 小レポート、学期末レポートもしくは試験、授業への出席を総合評価します。
テキスト
 プリントを使用します。
参考文献
 授業時間内に随時紹介します。
受講生への要望
 作品そのものを自分で読み、考え、感じることが大切です。原作の予習箇所を指示しますので、その箇所は必ず読んでください。授業には積極的に参加してください。
授業計画
1.工リザベス朝の劇場
   演劇空間の発達と変化、劇場の建設、パブリックシアターの構造と特徴、観客
2.エリザベス朝の上演
   俳優、台本、演出、劇作家と劇団
3.変装――仮面の使用、衣服の取替え
   男装の女性
   広義の変装
   「自己」の多面性
4.覗き見
   舞台上の約束事(傍白と覗き見)
   登場人物と観客の関係と笑い
5.独白
   劇中人物同士の関係
   劇中人物と観客との関係
6.劇中劇
   「見る」と「見られる」
7.演劇的演出と映像的演出
   人物の内心のあらわし方

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