コード
LK61-03
系列
系列:心理学
授業科目
実験心理学演習 C
副題
(認知心理学の知識と方法論を深める)
副専攻
担当者
高橋 雅延
単位
4
期・曜時
通年 火3
対象学年
4年
特記事項
授業概要
認知心理学の領域で卒業論文を作成するための演習である。教員の専門的な指導にしたがい、当該領域に貢献できる問題意識のもと、内外の多数の文献のレビューを行い、明確な仮説を設定し、緻密な方法と統計手法を用いた研究を行った上で、オリジナリティの高い卒業論文を作成する。
課題・評価
卒業論文(文献の理解度、論理性、主張の明確性、独自性を評価)80%、発表(内容および発表技法を評価)20%
テキスト
B.フィンドレイ(著) 細江達郎・細越久美子(訳)(1996).心理学 実験・研究レポートの書き方 北大路書房
参考文献
松井豊(2006).心理学論文の書き方ー卒業論文や修士論文を書くために 河出書房新社/都筑学 (2006). 心理学論文の書き方-おいしい論文のレシピ 有斐閣
受講生への要望
専門的な指導を受けるために、卒業論文のテーマは、原則として、教員の研究テーマ(協同想起、フォールスメモリ、検索抑制、自伝的記憶、感情と認知)に関連したものを選ぶこと。
授業計画
この演習で作成する卒業論文は、データの再分析や追加実験の実施により、審査のある学術雑誌に掲載される水準を目指す。前期2回、後期2回の個人発表と受講者全員による質疑応答、討論を軸に、専門的な指導を受けながら、卒業論文を執筆する。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細な内容は授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(発表の方法、レジュメの作成法、評価の方法、オフィスアワー、発表の割り振り、文献の紹介など)
(2)~(6)第1回目の発表(当該領域の文献レビュー、問題意識の絞り込みなど)
(7)~(12)第2回目の発表(研究計画、研究方法の明確化、予備実験・予備調査の計画など)
(13)前期のまとめ
(14)~(18)第3回目の発表(研究結果のローデータの提示、分析方法の精緻化など)
(19)~(25)第4回目の発表(統計的分析結果の提示、卒業論文の構成の提示など)
(26)授業のまとめ
Copyrights 2007 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ