コード
LK32-01
系列
系列:心理学
授業科目
心理統計法Ⅰ
副題
(記述統計学を学ぶ)
副専攻
担当者
小松 英海
単位
2
期・曜時
前期 火5
対象学年
2年
特記事項
授業概要
この授業は、心理統計法をはじめて学ぶ学生を対象とする。数学的な理論の理解というよりは、心理学の研究を行っていく上で、統計的手法をどのように活用していくかという点に重点をおく。実験や調査のデータを扱うことによって、データの集約・整理・表現を適切にできるようになることを目的とする。
課題・評価
授業時に行う課題(50%)および学期末テスト(50%)で評価を行う。
テキスト
山上暁・倉智佐一(編著) (2003). 新版 要説心理統計法(新版) 北大路書房
必要に応じてプリントは講義時に配布する.
参考文献
講義中に適宜紹介していくが、参考に1冊紹介する.
森敏昭・吉田寿夫(編著) (1990). 心理学のためのデータ解析テクニカルブック 北大路書房
受講生への要望
講義において、実際にデータを扱っていく中で、実践に即して、統計的な考え方を身につけることを目的としているので、毎回の出席と積極的な受講態度を期待する。
授業計画
(1)オリエンテーション(記述統計学の概要、授業計画、評価についての説明など)
(2)1章:データと変数と数量化(研究のプロセス、質的変数、量的変数、独立変数、従属変数)
(3)~(4)1章:尺度水準(妥当性、信頼性、名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度)
(5)2章:データの整理・表現(図と表、度数分布表、ヒストグラム)
(6)~(7)3章:代表値(最頻値、中央値、平均値)
(8)3章:散布度(レンジ、分散、標準偏差)
(9)3章:正規分布(正規分布曲線、歪度と尖度)
(10)4章:データの比較と変換(測定値の変換、標準得点、偏差値、逆数変換、角変換)
(11)5章:相関(散布図、偏差積相関係数、相関の大きさ、無相関、有意性の検定)
(12)5章:ノンパラメトリックな相関(ファイ係数、順位相関)
(13)授業のまとめ
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