コード
LG12-01
系列
系列:心理学
授業科目
臨床心理学特講1
副題
(脳損傷後の高次機能障害)
副専攻
L1
担当者
河内 十郎
単位
2
期・曜時
前期 水2
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
成人の脳損傷後に生じる高次機能の障害にあたる失認症、失行症、失語症、健忘症について、具体的な症例を紹介しながら解説し、高次機能成立のメカニズムを考察する。
課題・評価
学期末の試験期間中の筆記試験による。
テキスト
特に使用しない。教室でプリントを配布する。
参考文献
教室で指示する。
受講生への要望
教室内では一切の私語を許さない。
授業計画
1.脳損傷の病因(1)脳腫瘍
(2)脳血管障害
(3)脳外傷
(4)頭蓋内感染症
(5)中毒性障害
(6)退行変性疾患
2.病巣局在法
3.言語機能の障害:失語症(1)表出機能の障害
(2)受容機能の障害
(3)失語症研究史
(4)失語症の分類
(5)皮質下性失語
4.対象の認知に障害:失認症;特に視覚性失認について
(1)ヒトの視覚伝導路の構造
(2)要素的感覚障害
(3)中枢性錯視
(4)幻視
(5)特定の視覚機能の喪失
(6)失認症
(7)顕在認知と潜在認知
5.意図的行為の障害:失行症
(1)失行症の分類
(2)失行以外の行為障害
6.記憶機能の障害:健忘症
(1)前行性健忘と逆行性健忘
(2)記憶障害の多様性;症例H.M
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