コード JC40-01
系列 系列:教育学・初等教育学
授業科目 教育行政学2
副題 (教育改革を捉えなおす)
副専攻 J1・K1・K2
担当者 沖 清豪
単位 2
期・曜時 後期 金1
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 教育行政からみた現代日本の教育改革の動向と課題を考えます。具体的には、教育行政を支える基本的考え方を理解した上で、教育課程や条件整備といった教育現場をめぐる教育行政学的課題を把握し、さらに学校参加や選択、評価といった、進行中の学校改革をめぐる教育行政の展開と課題について、欧米の状況も参照しつつ理解を深めます。
課題・評価
 平常点3割、期末の試験7割とします。詳細については第1回の授業で説明します。
テキスト
 使用しません。毎回レジュメを配布します。
参考文献
 テーマごとに授業の際に紹介します。
受講生への要望
 配布資料や紹介する参考文献を活用して、できるだけ復習をして理解を深めるよう努めて下さい。分かりにくい点は教場だけでなくメールも活用して質問をしてください。
授業計画
第一部 教育行政を支える基本的考え方
 第1回 教育行政と公教育:学校という制度の見方をずらしてみよう
 第2回 教育法規:学校教育や教育行政の前提って?
 第3回 中央教育行政:文部科学省は何をするの?
 第4回 教育委員会:今なぜ批判されているの?
 第5回 教育財政:教師や学校をめぐるお金の流れは?
第二部 教室と教育行政との関係
 第6回 教育課程行政:学校で何を、どの程度教えるべきだろうか?
 第7回 教科書行政:教科書はなぜ検定されなければならないのだろうか?
 第8回 教員人事行政:教師を採用し評価する仕組みはどうなっているのだろうか?
 第9回 教育の条件整備:学校と学級の適正な規模・配置はどれぐらい?
第三部 今そこにある改革 -教育行政の転換
 第10回 学校参加:地域で学校を運営するってどういうこと?
 第11回 学校選択:なぜ今公立学校の選択が注目されているの?
 第12回 学校評価:評価すると教育は良くなる?
 第13回 これからの教師と教育行政:説明責任って?

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