コード
JB28-01
系列
系列:教育学・初等教育学
授業科目
教育学特講8
副題
(総合的な学習の時間)
副専攻
J1
担当者
村川 雅弘
単位
2
期・曜時
前期 集中講義
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
「総合的な学習の時間」創設の経緯や趣旨、その成果、効果を上げるための教師の手だてについて論じる。講師が研究途上で得た全国の優れた事例を繙きつつ、カリキュラム開発および授業づくり、子ども理解と支援、新しい評価の考え方とポートフォリオ評価、地域素材の教材化、家庭や地域との連携のあり方等を具体的に提示し、協議する。
課題・評価
授業の出席状況および授業中の簡単なレポートの提出状況、最終的な課題レポートから総合的に評価する。
テキスト
村川雅弘・酒井達哉編著『総合的な学習の時間 充実化戦略のすべて』日本文教出版
参考文献
村川雅弘編著『子どもたちのプロジェクトS』NHK出版
受講生への要望
総合的な学習は教師が協同的に作り出すことが求められる教育活動である。具体事例をもとに自ら考え、協議し、発表することを重視するので積極的参加を期待する。
授業計画
1.子どもを取り巻く諸問題と「総合的な学習の時間」創設の経緯
2.「総合的な学習の時間」創設の趣旨とねらい
3.総合的な学習で育まれる力―近年の学力論争や「キー・コンピテンシー」と関連して―
4.現代的課題と総合的な学習の時間
5.豊かな学びを引き出す教師の手だて―課題設定―
6.豊かな学びを引き出す教師の手だて―追求・まとめ―
7.豊かな学びを引き出す教師の手だて―発信・表現―
8.総合表現による学びの関連化・集大成
9.新しい評価の考え方とポートフォリオ評価
10.年間指導計画の作成と教科等との関連
11.生活科と総合的な学習との関連
12.小学校・中学校・高等学校の関連―段階的・発展的な
キャリア教育をめざして―
13.地域素材の発掘と教材化
14.家庭・地域との連携のあり方
15.教師に求められる力量とワークショップ型研修
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