2007 syllabus

コード	AM16-01
系列	系列：キリスト教学Ⅰ
授業科目	キリスト教学Ⅰ－６
副題	（聖書を通してのキリスト教理解）
副専攻

担当者	三浦　望
単位	4
期・曜時	通年　水3
対象学年	1(A)･2年
特記事項

授業概要

　キリスト教の基礎について聖書を通して概観する。キリスト教の背景としてのユダヤ教および旧約聖書の成立、イエス運動の展開とキリスト教の発展などを、歴史的背景・文化的状況を交えて学ぶ。特に、人間が超越者である神との関わりにおいて生きる意味（信仰）、そして信仰の表現として聖書（旧約聖書・新約聖書）が成立した過程、また歴史的な出来事の中で、それが新たに解釈され、深められていくことの意味を考えてみたい。さらに、それが現代に生きる私たちに、どのような意味を持つかを考えてみたい。

課題・評価

　評価においては、出席状況および毎回のリアクション・ペーパーの内容を重視する。また、授業への参加姿勢、および期末試験（レポート、または筆記試験）。

テキスト

　『聖書　新共同訳』（日本聖書協会）
　既に聖書を持っている人は、新たに購入する必要はない。
　随時、プリントも配布する。

参考文献

　必要に応じて、授業で紹介する。

受講生への要望

　授業への積極的な参加姿勢。

授業計画

I. 序論
II. 旧約聖書概論
　　　ユダヤ教について
　　　モーセ五書
　　　預言者
　　　諸書
　　　第二神殿時代
III.新約聖書概論
　　　キリスト教について
　　　新約聖書の成立
　　　福音書
　　　パウロの書簡
IV.信仰と聖書　まとめ

※詳細については、最初の授業において年間授業スケジュールを配布する。

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