コード HC81-01
系列 系列:美学・美術史
授業科目 西洋美術史
副題
副専攻
担当者 木川 弘美
単位 4
期・曜時 通年 月4
対象学年 2・3・4年
特記事項

授業概要
 「芸術は娯楽か」というテーマを掲げ、西洋美術の基礎的知識を学習しながら芸術作品と娯楽性の関係について考察する。
課題・評価
 試験、出席、課題、授業への参加態度から総合的に判断する。
テキスト
 適宜コピーを授業中に配布。
参考文献
 高階秀爾監修『カラー版西洋美術史』美術出版社
 諸川春樹『力ラー版西洋絵画史入門』美術出版社
 高階秀爾・三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』新書館
 益田朋幸・喜多崎親『岩波西洋美術用語事典』岩波書店
 ジエイムズ・ホール『西洋美術解読事典』河出書房新社
受講生への要望
 授業への積極的な参加を望む。
 学期中に少なくとも一度は美術館・博物館に足を運んでもらいたい(常設・特別展、ジャンルは問わない)。
授業計画
 現在我々が芸術作品に最も触れる機会が多いのは、美術館・博物館である。しかし原始時代から続く芸術の歴史の中で、美術館が成立するのは近代に入ってからである。人々はMuseumに何を求めて行くのだろうか。
 本講座では人間と芸術の関わりについて「娯楽性」に注目し、西洋美術を捉えていく。他者によって定義された「芸術とはこういうものだ」という既成概念を学ぶのではなく、受講生1人1人が自らの体験を交えながら独自の視点で西洋美術を解釈できるようになることが目的である。
 年度初めに西洋世界の文化的根幹をなすものの1つである宗教と芸術の関わりについて、作品を見ながら基礎的な知識を身につける。 その他、日本や世界で開催される展覧会等、現代のアートシーンを取り巻く環境についても、随時紹介していく。
 受講希望者多数の場合、抽選を行うので、1回目の講義には必ず参加すること。

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