コード
HB23-01
系列
系列:哲学・思想史
授業科目
哲学史演習Ⅲ
副題
(日本人の信仰を考える~『歎異抄』を読む)
副専攻
H1
担当者
長野 美香
単位
4
期・曜時
通年 火2
対象学年
1(B)・2・3・4年
特記事項
授業概要
日本人の信仰のひとつの到達点である親鸞(1173-1262)の信仰を考える。親鸞は、師・法然との出会いを経て、自力を捨て、阿弥陀仏の力にすべてを委ねる信にたどりついた。親鸞の言葉を丹念に読んでいくことをとおして、彼の行き着いた信仰の境地を考えていきたい。
課題・評価
出席、個人発表、レポートによる。なお、毎回テキス卜を事前に読み、コメントを書いて授業の最初に提出することをもって出席に替えるものとする。
テキスト
金子大栄校注『歎異抄』岩波文庫1981年改版。
参考文献
授業中に紹介する。
受講生への要望
該当箇所をあらかじめ読んでくること。また国語辞典・古語辞典など適宜必要な辞書を持参すること。
授業計画
『歎異抄』を順次読み進める。まず各章の担当者を決める。担当者は、注釈書などを用いながら自分の考えや疑問点を含めてレジュメにまとめ、それをもとに発表する。それについてのディス力ッションを通じて、疑間点・問題点を全員で話し合っていく。
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