コード HB13-01
系列 系列:哲学・思想史
授業科目 哲学演習Ⅲ
副題 (主題研究「東西の一元論」)
副専攻 H1
担当者 加藤 好光
単位 4
期・曜時 通年 火2
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 『老子』とプロティノスを取り扱う。東西の一元論的思想を同時に読むことにより、そこに外面的な差異を超えた共通の根が見出されるかどうか、検証していきたい。
 原典講読ではないので、テクストは翻訳を使用する。
課題・評価
 授業に対する貢献度によって評価する。
テキスト
 『老子』小川環樹訳注(中公文庫)
 『プロティノス全集』(中央公論社)
参考文献
 適宜指定する。
受講生への要望
 「私にではなく、ロゴスに耳を傾けて、万物は一なりと同意することこそ賢いのだ」―ヘラクレイトスのこの言葉に何かを感じた人は、是非ご参加下さい。
授業計画
 講読するテクストは、『老子』と、プロティノスの「美について」および「自然、観照、一者について」である。
 老子とプロティノスと、各回交互に取り扱う予定である。
 まず最初に、老子を担当するグループとプロティノスを担当するグループとに参加者を分ける。
 各回の演習において、老子班はプロティノス班に対して、プロティノス班は老子班に対して、テクストを解説し、その上で質疑に応答する。
 発表者は、聞き手にまわる参加者らの理解が深まるよう、ハンドアウトを作成したり、参考文献を活用することが求められる。発表を聴く者は、発表内容、テクストの内容について、納得がいくまで所論を質すこと。

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