コード
GC81-01
系列
系列:国際政治系
授業科目
国際政治演習Ⅰ(1)
副題
副専攻
担当者
関場 誓子
単位
2
期・曜時
前期 水4
対象学年
3年
特記事項
授業概要
日本外交は今歴史的な節目にある。戦後の日本外交は、敗戦国という負い目と55年体制という特殊な政治事情のもとで、一国平和主義を余儀なくされる場面が少なくなかった。そうした姿勢が国際社会から厳しく糾弾されたのが91年の湾岸戦争だった。以来日本の世論にも、国際社会への積極貢献を支持する気運は徐々にではあるが高まってきている。この演習では、こうした問題意識の下に、イラク情勢等を踏まえつつ、21世紀の日本外交のあり方を模索する。実際に外交交渉に携わった人達の文献を中心に日英両文の外交論を講読し、「外交とは何か」「日本の役割はどのようなものであるべきか」を改めて考えてみたい。
課題・評価
授業への貢献度(研究発表や質疑応答を含む)と、レポートによる。
テキスト
五百旗頭真編「戦後日本外交史」有斐閣アルマ
参考文献
授業中に紹介する。
受講生への要望
日本外交のあるべき姿とはという問題意識を持ちながら臨んでほしい。
授業計画
演習は、授業時間中の本ゼミと授業外のサブ・ゼミの2本柱からなる。
(1)本ゼミでは、国際社会の現状と、その中での日本外交のあり方を文献講読の形で模索する。
(2)サブ・ゼミでは、以下の諸行事に参加するための準備を行う。
(1)他大学との合同ゼミ(「世界とアメリカセミナー」)
(6月)
(2)国際交流特殊講義(7月)
(3)聖心祭におけるゼミ発表(10月)
(4)他大学との合同ゼミ(「安全保障」)(12月)
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