コード
EH02-01
系列
系列:社会調査関連
授業科目
社会調査実習2
副題
副専攻
担当者
堀内 康史
単位
4
期・曜時
通年 月3
対象学年
3・4年
特記事項
授業概要
質問紙を用いた社会調査の基本的な考え方、具体的な手順を学び、調査テーマ・調査対象の検討から既存資料の検討をふまえ、実際に自分たちで質問票を作成し、調査を行う。
問題意識の明確化→調査の設計→調査票の作成→データの収集→検票→データの入力→分析→レポート作成を行い、社会学を基礎つける量的な社会調査のすべてを実践的に経験することを通して社会学の調査研究のスキルや視線、社会調査に求められる倫理観を身につけることを目的とする。
本授業履修後は、一人で質問紙を用いた調査ができるようになるのが目標である。
課題・評価
報告書、出席、および各課題への達成度をもとに、総合的に評価する。
テキスト
大谷信介他編2005「社会調査へのアプローチ 第2版」ミネルヴァ書房
森岡清志編1998「ガイドブック社会調査」日本評論社
参考文献
高根正昭1979「創造の方法学」講談社(現代新書553)
受講生への要望
受講生の積極的・主体的な取り組みが求められ、すべての授業時間に加えて、昼休みや放課後、休業期間中にも必要に応じて課題・作業に取り組む姿勢が求められる。
授業計画
前期はまず①社会調査についての文献購読を行い社会調査の基礎を学び、②実際に調査したいテーマに関する文献、既存調査のレビューを行う。③これらの作業をふまえ、各自の問題意識を明確にし、調査したいことを具体化し、各受講生は自分の質問を作成する(独立変数1問、従属変数1問の計2問)。各受講生の質問を集約し、共通のフェイス項目も受講生全員で検討して作成、全受講生共通の質問票をひとつ作成する。
④夏休みに調査対象者に受講生が調査の実施を依頼し、調査票の配布・回収を行い、調査を実施する。
後期は、⑤回収できた質問票の検票、④データの入力、⑤データクリーニング、⑥統計ソフトを用いた分析の方法を学び、実際に分析することを行い、⑦分析結果をまとめレポート(報告書)を作成する。
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