コード EE82-01
系列 系列:人間関係
授業科目 福祉社会学2
副題 (高齢社会を考える)
副専攻 E1
担当者 藤崎 宏子
単位 2
期・曜時 後期 木2
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 超高齢社会の歩みを速めている今日の日本において、一般に「高齢者問題」といわれているものの実態はどのようであるのか。また、これに対応すべき高齢者保健福祉政策の現状はどうなっているのか。「高齢者問題」というと、ともすると「高齢者」だけの「問題」ともみなされがちだが、それは世代や性別、その他諸種の社会的属性の違いを超えて、高齢社会を生きるすべての人びとに関わりある問題である。多くの人びとが長寿をまっとうできるようになった現代日本に固有の問題、また先進諸国に共通する問題をともに考えたい。
課題・評価
 リアクションペーパーの提出状況/学期末試験
テキスト
 用いない。
参考文献
 講義期間中に、参考文献リストを配付する。
受講生への要望
 発言や質問を通して、積極的に授業に参加することを期待する。
授業計画
1.introduction
 高齢社会のイメージ/高齢社会を考える社会学的視点
2.高齢社会の現状と将来
 人口の高齢化/社会的扶養のバランス変化/人口高齢化に伴う社会システムの変化
3.高齢期の日常生活と社会的ニーズ
 職業生活の持続と引退/高齢期の経済生活/高齢期の家族関係と介護問題/高齢期のコミュニティとのかかわり
4.高齢期を支える社会保障・社会福祉政策
 社会保障・社会福祉政策の歴史/社会保障・社会福祉改革の内実/社会保障・社会福祉政策の今日的課題
5.介護保険制度の現状と課題
 介護保険制度成立の背景/介護保険制度の概要/5年目の一部法改正をめぐって/残された課題
6.高齢社会をどう生きる

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