コード
EB22-01
系列
系列:人間関係
授業科目
社会心理学特講12
副題
(化粧と顔の文化論)
副専攻
E1
担当者
村澤 博人
単位
2
期・曜時
前期 集中講義
対象学年
3・4年
特記事項
授業概要
化粧やへアスタイルなどの装身行為を具体的例示として、日本人の顔やからだに対する美的価値観の文化的特性および現在のあり方を、歴史的変遷および国際比較を通して理解する。その上で、これからの社会における外見と自分らしさの関係はどうあるべきかなどを考える。加えて現代的な問題ともなってきた外見のリハビリについても現状を踏まえて紹介する。ディスカッションあり。
課題・評価
出席とレポート提出にて評価します。
テキスト
特に指定しない。
参考文献
学術文庫『顔の文化誌』村澤博人(講談社)『これが「わたしの顔」』村澤博人(ポプラ社)、大坊郁夫編『化粧行動の社会心理学』(北大路書房)、「こころの科学」117(特別企画 容姿と美醜の心理)、ほか講義中に紹介する。
受講生への要望
男性も顔といわれるほど外見(第一印象)が重要な時代、そのための化粧は禁止されることはあっても、なぜか学ぶ機会が学校になかった。そんな疑問を気軽にぶつけあいながら、装うこと、人にとっての外見の根源的な意味を一緒に考えていきたい。
授業計画
下記の内容を中心に講義する。
1.装うこと、美とは、化粧とは何か
2.自画像の写生とデジカメ写真による自分顔の特徴の把握
3.日本人の化粧の歴史1
4.日本人の化粧の歴史2
5.日本的な特徴である顔隠し文化と正面顔文化
6.20世紀後半における美意識の変化
7.最近の男の化粧と美意識
8.変身番組に見る外見と内面
9.美貌観国際(東アジア)比較
10.ディスカッション 子どもの化粧
11.社会的らしさと自分らしさ
12.メイクセラピーと社会
Copyrights 2007 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ