2007 syllabus

コード	DG54-01
系列	系列：西洋史
授業科目	西洋史演習Ⅱ・Ⅲ－４
副題	（アメリカ史）
副専攻

担当者	大森　一輝
単位	4
期・曜時	通年　木4
対象学年	3･4年
特記事項

授業概要

　テキストを精読することで、社会史研究における史料の多様性を感じ取ると同時に、アメリカ史の流れを理解し、基本的な知識を身につける。
　そのうえで、参加者は、各自が選んだテーマについて研究発表をする。それについて議論をすることで、アメリカ史研究の史学史および方法について、実践的に学ぶ。

課題・評価

　平常点（出席、議論への参加）、授業中の発表、および学期末のレポー卜で評価する。

テキスト

　参考文献の『社会史史料集』から必要な部分をコピーして配布する。

参考文献

　アメリカ学会編『原典アメリカ史　社会史史料集』（岩波書店、2006年）
　有賀夏紀・油井大三郎編『アメリカの歴史ーテーマで読む多文化社会の夢と現実』（有斐閣、2003年）

受講生への要望

　ゼミとは、インタラクティブな学びの場です。受け取るだけでなく、自分も積極的な貢献をしよう、という意欲をもって参加してください。

授業計画

　前期は、テキストを輪読し、様々な史料とその分析・解釈という方法論的な問題を意識しながら、アメリカ史の重要テーマについて理解を深めます。４年生は、この時点で、卒論テーマの意義の確認と最終的な調整をし、序章の第一稿を書き上げましょう。
　３年生は、それぞれが興味に応じてテーマを選び、夏休みに関連する本や論文を読んで、その内容を後期の初めに発表します。
　さらに、卒論の練習として、そのテーマで、これまでの研究を発展させるためには、何を・どのように明らかにする必要があるのか、についての調査計画を発表してもらいます。
　４年生には、適当な時期に卒論の中間発表をしてもらいます。

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