コード DF41-01
系列 系列:西洋史
授業科目 ヨーロッパ近代史Ⅰ
副題 (世界の中のイギリス(3))
副専攻 D3
担当者 小泉 徹
単位 4
期・曜時 通年 木3
対象学年 1(B)・2・3・4年
特記事項

授業概要
 2004年度、2005年度に引き続き、「世界の中のイギリス」について考えます。今回は、イギリスが(心ならずも)島国になって大陸から切り離され、大西洋へ、世界へと眼を向けていく16~18世紀を取りあつかいます。授業を始めるにあたり、これまでの授業について簡単に解説するので、はじめて受講しても問題はありません。
課題・評価
 期末試験で評価をしますが、授業中、知識の確認を何度か行う予定です。
テキスト
 用いません。
参考文献
 今井宏『ヒストリカルガイド イギリス』山川出版社 2000年。
 今井宏編『世界歴史体系 イギリス史2』山川出版社 1990年。
 これ以外は、授業中に適宜指示します。
受講生への要望
 受講していてよく分からないことがあれば、積極的に質問してください。説明しなおしたいと思います。また授業中に簡単な質問をすることがありますが、これにも積極的に答えてください。
授業計画
 詳細は未定ですが、以下のような組み立てで行う予定です。
Ⅰ.長期的変化
  ・気候、人口、経済
  ・家族、社会、国家
  ・社会構造と統治システム
Ⅱ.主権国家への胎動(1450~1530)
  ・バラ戦争
  ・ヘンリ7世
  ・ウルジーの時代
Ⅲ.主権国家の構築(1530~1630)
  ・宗教改革とその余波
  ・エリザベスの統治・・・安定への努力
  ・グレイト・ブリテンへの道
Ⅳ.主権国家の危機とその克服(1630~1690)
  ・統治エリートの分裂
  ・革命と共和制
  ・革命を守る保守
Ⅴ.戦争と国家(1690~1790)
  ・名誉革命と軍事財政国家
  ・地主寡頭制支配
  ・産業化への道

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