コード
DE11-01
系列
系列:東洋史
授業科目
東洋史演習Ⅰ-1
副題
副専攻
D2
担当者
味岡 徹
単位
4
期・曜時
通年 金3
対象学年
2年
特記事項
授業概要
東洋史東方コースの2年生のための入門演習。中国を中心とする漢語文化圏の研究を進める上で、漢文(古典中国語)史料の読解能力は不可欠の基礎である。2年生をその基礎作りの時期として、漢文の読解力の養成を重視し、あわせて中国史(東アジア史)に関する基礎的知識の獲得をめざす。
課題・評価
年間3回の読書レポートを課し、その評価を主にしつつ、出欠、普段の授業での勉強ぶりなどを加味する。
テキスト
(1)王仲犖等編注『資治通鑑選』、中華書局、1965年。
(2)山室信一『日露戦争の世紀』岩波新書(新赤版958)、2005年7月。
(3)愛宕元・森田憲司編『中国の歴史』(下)(近世・近現代)、昭和堂、2005年4月。
参考文献
『資治通鑑』(「続国訳漢文大成」)経子史部(1)~(16)、国民文庫刊行会、1928~30年。
受講生への要望
読書レポートの提出は年3回だが、3冊読めばいいということではない。沢山の本を読み、その中の良い本をレポートに使うようにしてほしい。
授業計画
1.年間を通じて、『資治通鑑選』の輪読を進めていく。
2.並行して『日露戦争の世紀』と『中国の歴史』(下)の講読を行う。
3.学外の展覧会の参観なども機会をとらえて行う。
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