コード
DD13-01
系列
系列:東洋史
授業科目
朝鮮現代史
副題
(隣の国を世界から学ぶ)
副専攻
D2
担当者
岩田 功吉
単位
4
期・曜時
通年 木2
対象学年
1(B)・2・3・4年
特記事項
授業概要
朝鮮半島には、二つの国家がありますね。大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)です。民族は同じですが、北緯38度線(軍事分界線)で南北に分かれて、いまにいたっています。この状況が、建国以来、朝鮮半島内外の動向に影響を与えてきました。では、どんな歴史を歩んできたのでしょう。そういうことを授業で扱っていきます
課題・評価
成績評価は、①出席と②授業中に行なわれる理解度確認テスト(4回程度)の両方を併せて行ないます
テキスト
使用しません
参考文献
必要に応じて、授業中に紹介します
受講生への要望
授業は厳しく行ないますので、次の約束事をお願いします。①授業中の私語と②授業中の途中入室(遅刻)・退出は認めません。携帯電源は必ず切って受講してください
授業計画
☆授業の導入として―
(1) 朝鮮半島は、いつ、グローバリゼーションに参入したの?
・日本と朝鮮半島の平和―朝鮮通信使の時代
・江華島事件(1875年)って、なに?
―近代朝鮮への志向をめぐって
・朝鮮王国(1392~1897年)から大韓帝国
(1897~1910年)へ
☆朝鮮現代史を条件づけたカイロ・ヤルタ体制―
(2) 北緯38度線は、どうしてできたの?
・朝鮮はヤガテ独立する(カイロ協定)の「ヤガテ」って
なに?
・二つの1945年―日本の敗戦と「朝鮮解放」について
・解放から南北分裂・建国までの3年間(1945~48年)に
なにがあったの?
☆朝鮮現代史と東アジア国際政治―
(3) 朝鮮戦争って、どんな戦争だったの?
・スターリンと毛沢東と金正日の朝鮮戦争論
・コミンフォルムと日本共産党
・アメリカの朝鮮戦争論―「封じ込め」から「まき返し」へ
☆日本で朝鮮現代史を学ぶ意味(隣の国を知ること)―
(4) 戦後日本の高度成長と朝鮮の分断は関係があるの?
・「キューポラのある街」から北朝鮮へ帰る人たちって、
なに?
・日米安保体制下の「スーダラ節」と「イムジン川」を
はさんだ独裁体制
・植民地時代の「遺産」―韓国と北朝鮮
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