コード
DA81-01
系列
系列:史学共通科目
授業科目
外国史概説Ⅱ-1
副題
(西欧文明圏の成立)
副専攻
D3
担当者
印出 忠夫
単位
2
期・曜時
後期 月4
対象学年
1(A)・2・3・4年
特記事項
授業概要
「異文化」とはよく耳にする言葉ですが、その文化の歴史を学ぶことは異文化を理解するうえでの良い方法です。更に言えば、ひとつの文化(もしくは文明)にとっての本質的な諸要素は、その成立期、すなわちふつう「中世」と呼ばれる時代に出そろうものなのです。
課題・評価
期末試験
テキスト
なし
参考文献
授業中に指示する。
受講生への要望
高校世界史程度の基礎的知識は必要ですが、そこで得たイメージを揺さぶるような講義になる予定です。
授業計画
ヨーロッパ文明の成立期としての「中世」に注目し、いくつかの主題を取り上げて問題点を考察します。近代日本の社会はヨーロッパの強い影響下に成立しました。では、日本は完全に「欧米なみ」になったのでしょうか。こんな問いかけから出発して、わが国とは異なったひとつの文明のありようを考えてみたいと思います。
はじめに
1.西ヨーロッパ世界の形成と周辺世界との関わり
2.12世紀のヨーロッパ
3.中世のキリスト教
4.近代への胎動
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