コード
DA23-01
系列
系列:史学共通科目
授業科目
国際関係史Ⅰ
副題
(ナチズムと戦後ドイツの「過去の克服」)
副専攻
D3
担当者
福永 美和子
単位
2
期・曜時
後期 月2
対象学年
1(B)・2・3・4年
特記事項
授業概要
第二次大戦後のドイツは、ホロコーストや侵略戦争を引き起こしたナチ時代の過去と向き合い、多様な分野で負の歴史との取り組みを続けてきた。この授業では、「過去の克服」と呼ばれるこのような営為を多角的に検討するとともに、負の歴史との取り組みが、ドイツと近隣諸国との和解や協調関係の構築、東西の緊張緩和や欧州統合に、どのような役割を果たしてきたかを考える。
課題・評価
学期末レポートと平常点で、総合的に評価する。
テキスト
とくに使用しない。
参考文献
石田勇治著『過去の克服』(白水社)。その他の文献は、授業中に紹介する。
受講生への要望
開講時に文献リストを配布しますので、関連文献を読み、授業と合わせてテーマへの知識や関心を広げていくことを希望します。
授業計画
以下のようなテーマに沿って、授業をすすめる。
1.ナチズムとホロコースト
2.戦後ドイツの政治・社会と「過去の克服」の展開
3.ナチ不法の被害者への補償
4.歴史認識と近隣諸国との和解
5.ナチ犯罪との司法取り組み
6.冷戦後のドイツ・ヨーロッパと「過去の克服」
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