コード
CE12-01
系列
系列:日本語学
授業科目
日本語学演習Ⅱ
副題
(辞書を読む)
副専攻
C1
担当者
山田 進
単位
4
期・曜時
通年 木3
対象学年
2・3・4年
特記事項
授業概要
われわれの頭の中には、きわめて多くの語が蓄えられていて、その多くの語を苦もなく使い分けている。辞書は、そのような多くの語を説明しようとするものである。しかし、そこに書かれてあることは、頭の中に入っている情報の一部に過ぎないし、ある場合には、われわれの知らないことが書いてある。辞書で説明されているのは、ことばのどのような面なのか、またそれがどのように示されているのかなどについて、特に国語辞典を読むことによって考えてみたい。
課題・評価
発表・教室での応答・提出課題(前後期末)の内容を見て評価する。
テキスト
資料を配付する。ただし、「国語辞典」(種類は問わないが、なるべくなら電子辞書以外のもの)を、必ず持参すること。
参考文献
『分類語彙表』『類語大辞典』
受講生への要望
発表担当者以外にも随時指名して意見を問うので、こちらから適宜行う参加者への質問に答えられるよう十分に準備しておくことが求められる。なお、電子メールでのやりとりを必要とするので、PCメールが使える環境を確保する必要がある。
なお、この科目の受講希望者は事前に研究室で所定の手続きを済ませること。
授業計画
○受講者は、こちらから指示するトピックごとの「問題」について、授業時までにあらかじめ考えをまとめておく。そのうちでこちらからあらかじめ指定した受講者は「問題」に対する解答を、電子メールで授業担当者に提出する。教室では、あらかじめ指名しておいた受講者が考えを発表し、それを全員で検討し、それぞれのトピックについての理解を深める。
○以下の内容を扱う予定。
前半:辞書を読むための前提事項
語彙
辞書
後半:辞書の具体例の検討
辞書での語の意味のあつかい
類語と辞書
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