コード CE11-01
系列 系列:日本語学
授業科目 日本語学演習Ⅰ
副題 (日本語コーパス)
副専攻 C1
担当者 田中 牧郎
単位 4
期・曜時 通年 木5
対象学年 2・3・4年
特記事項

授業概要
 様々な種類の文章を大量に集め、その言語の全体像を集約した資料のことを「コーパス」と言います。近年、日本語のコーパスの整備が進み、日本語研究の新しい研究領域が開拓されつつあります。この授業では、コーパスを活用する研究方法を学び、この方法による現代日本語の研究を実践します。
課題・評価
 授業時に発表を課します。年席内に2回、レポートを提出していただきます。発表とレポートにより評価します。
テキスト
 使用しません。
参考文献
 コーパスに関する参考文献を、授業時に指示します。
受講生への要望
 コンピューター教室で、コンピューターを用いた授業を行います。
 なお、この科目の受講希望者は事前に研究室で所定の手続きを済ませてください。
授業計画
○前期
 前半の7時間程度は、日本語コーパスにはどのようなものがあり、コーパスをどのように使えばよいのかについて、概説します。また、インターネット上の情報を、コーパスとして活用する方法についても、考えます。あわせて、コンピューターによってコーパスを分析する、基礎的な技法について訓練を行います。後半の7時間程度は、具体的な研究テーマを参加者に割り当て、コーパスを用いた簡単な調査分析を行った結果を一人一人に発表してもらいます。前期に学んだ成果を、7月にレポートとして提出していただきます。
○後期
 前期に学んだ方法を生かし、現代日本語を対象とした具体的な研究テーマを各自が定めます。研究テーマに沿って、対象とする資料、資料の分析方法、考察と論証の見通しなどについて、研究計画をまとめます。研究計画に基づいた中間発表を、一人一人が行います。それぞれの発表について、全員で討議し、コーパスを用いた日本語研究の方法に対する理解を深めていきます。後期の研究成果を、1月にレポートとして提出していただきます。

Copyrights 2007 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.

■BACK ■検索システムへ ■TOPへ