コード
CD26-01
系列
系列:日本語学
授業科目
日本語の音声Ⅱ
副題
(日本語の音声表現とコミュニケーション)
副専攻
担当者
佐久間 勝彦
単位
2
期・曜時
後期 水3
対象学年
3・4年
特記事項
授業概要
現代日本語の音声面についての基礎的事項を確認したうえで、外国人の話す日本語の資料を分析しつつ、日本語の音声面の特徴とコミュニケーションについて考える。
知識面だけでなく、発音、発声、朗読、報告、スピーチなど、音声表現の実技面の練習も行う。
課題・評価
以下を総合的に評価する。
(1)出席、教室活動、期末テスト
(2)提出物(レポートや録音したカセットテープ)
(3)技能面の実力
テキスト
特定のテキストは使用しない。
参考文献
適宜、紹介したり配布したりする。
受講生への要望
半ば無意識に身につけた日本語を意識的にとらえなおすことにより、主として音声面の理解を深め、実技面においても自分の音声表現を見直す機会としてもらいたい。とくに外国人の日本語学習を支援するために必要な基礎訓練として不可欠である。
「日本語の音声I」を履修し、日本語の音声面の基礎的事項を勉強していることが望ましい。
授業計画
1.外国人日本語学習者が話す日本語を録音した資料の分 析により、日本語の音声表現活動についての理解を深め る。
2.音声表現力を高める(授業時間以外の活動をも含む)
(1)レポート(発表・説明)のしかた
(2)音声表現(基礎練習、詩、文学作品の朗読練習)
(3)会話文の音声化(場合によっては会話文作りも)
(参考)
「日本語の音声Ⅰ」をはじめ、他の授業科目を通して、すでに基礎的な理解を持っていてほしい事項はだいたい以下のようなものである。
①日本語の拍(音節)の種類と数、②発音のための器官とその名称、③日本語アクセントの表記法、④「促音」、⑤「母音」と「子音」、⑥東京アクセントの特徴(型と法則、機能)、⑦「音節」「拍」、⑧「長音」、⑨「撥音」、⑩「開音節構造」、⑪「イントネーション」、⑫日本語の母音(「第1次基本母音」との関連で)、⑬日本語の子音の調音法(a)(マ行、バ行、パ行)、(b)(ナ行、サ行)、(c)(タ用、ザ行、ダ行)、(d)(カ行、ガ行、ハ行)、⑭「連濁」、⑮「拗音」、⑯プロミネンス、⑰「半母音」、⑱母音の無声化、⑲口蓋化、⑳中舌化など。
Copyrights 2007 University of the Sacred Heart , Tokyo all rights reserved.
■BACK
■検索システムへ
■TOPへ