2007 syllabus

コード	AS15-01
系列	系列：総合現代教養(自由領域)
授業科目	イスラム世界入門
副題	（イラク戦争を考える）
副専攻

担当者	堀内　里香
単位	2
期・曜時	前期　火3
対象学年	1(A)･2･3･4年
特記事項

授業概要

　すでに多くの識者によって語り尽くされた観のある「イラク戦争」だが、本講義は「イラク戦争」によって露呈した様々な事象を、「湾岸戦争」までさかのぼり言及しつつ、特に数値データに基づきながら多角的に再考する試みである。

課題・評価

　テーマ終了ごとにレポートを課す。

テキスト

　プリントを配布。

参考文献

　詳細は授業で提示するが、政治・経済分野なら岩波書店「岩波ブックレット」、歴史・民族分野なら山川出版社「世界史リブレット」から選ぶとよい。どちらも入手し易く少ページで安価だが、安易ではない。

受講生への要望

　一方的に講義を聞いて終わるという授業ではないし、受講者自身の既知の未知の確認を強いるので、そうした手間を惜しまないこと。

授業計画

１．イラクとクウェートの略史
２．湾岸戦争
３．イラク戦争
４．１～３を下敷きにして以下のテーマを扱う。
　　①領土
　　キーワード：イスラム、イブン・バットゥータ
　　②石油
　　キーワード：利権、東アフリカ
　　③軍需産業
　　キーワード：兵器の値段、劣化ウラン弾
　　④宗教
　　キーワード：ユダヤ教、ヤズィーディー
　　⑤債務
　　キーワード：マイクロクレジット、アフガニスタン

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