コード
AS07-01
系列
系列:総合現代教養(自由領域)
授業科目
科学史1
副題
副専攻
担当者
伊藤 しゅう
単位
2
期・曜時
前期 木4
対象学年
1(A)・2・3・4年
特記事項
授業概要
科学はきわめて專門的な知的営為であると同時に、私たちの世界観を形成する不可欠の要素でもある。
その科学がどのように形成され、社会や文化とどのようにかかわりながら発展してきたのか、古代ギリシアにおける科学的思考の誕生から、中世のアラビアやヨーロッパにおける独自の発展を経て、近代科学の形成に至るまでの流れを概観していく。
課題・評価
出席状況と期末試験で総合的に評価する。
テキスト
特定の教科書は使用しない。
参考文献
村上陽一郎『西欧近代科学(新版)』、新曜社、2002年。
その他、随時指示する。
受講生への要望
專門的な用語や概念を使用することがあるが、わからない場合は質問するなどして、疑問や不明な点を解決するように努めてほしい。
授業計画
古代ギリシアの科学から、中世を経て近代科学の形成にいたるプロセスを、自然観・世界像と密接に関連した天文学などの分野を取り上げながら考察する。
たとえば、「古代ギリシアの人々は惑星と恒星の動きの違いを説明するためにどのような宇宙像を作りあげたのか」、「ニュートン以前には、リンゴが落ちるのは何が原因だと考えられたのか」というように、天空や地上のさまざまな自然現象がどのような世界像に基づいてどう説明されてきたのか、「科学的」に説明するとはどういうことだと考えられてきたのかを考える。
また、科学と社会や文化との影響関係についても、できるだけ取り上げていきたい。
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