コード AM24-01
系列 系列:キリスト教学Ⅰ
授業科目 キリスト教学Ⅰ-13
副題 (自然・生命・医療・技術の倫理)
副専攻
担当者 加藤 和哉
単位 4
期・曜時 通年 金3
対象学年 1(A)・2年
特記事項

授業概要
 わたしたちの「生活」にかつてない安定、自由、豊かさをもたらしたはずの現代社会のいたるところで、「生命」が悲鳴をあげています。現代の生命倫理、環境倫理の諸問題を取り上げながら、生命のあり方、生命への関わり方を考えていきます。
課題・評価
 最終評価はレポート(年度末)によります。その他、授業ごとにリアクション・ペーパーの提出を求め、また一年で5回の読書課題を課します。
テキスト
 こちらで作成したものを配布します。
参考文献
 加藤尚武・加茂直樹編『生命倫理学を学ぶ人のために』(世界思想社)ほか。授業で文献表を配布します。
受講生への要望
 授業外での自学自習を求めます。また、日々「進歩」する生命科学技術を扱うので、テレビ・新聞等に常に関心を払い、授業に素材を提供して下さい。
授業計画
Ⅰ.導入
Ⅱ.序章
 1.自然と人間との新たな関係
 2.技術の本性と人間を扱う技術の問題
Ⅲ.生と死
 1.身体とは何か
 2.死の捉え方と私たちの生
Ⅳ.生命の捉え方と医療
 1.医療の目的とQOL(生の質)の概念
 2.医療者・患者関係に関する諸問題
Ⅴ.生命の始まりと終わり
 1.命の始まりと人工妊娠中絶
 2.命の終わりと尊厳死・安楽死
Ⅵ.自然と人間
 1.自然の権利と人間の権利
 2.世代間倫理と人類の存続
 3.地球全体主義と個人の自由
Ⅶ.キリスト教と生命・環境倫理
 1.キリスト教の自然観・生命観
 2.生命倫理とキリスト教

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