コード
WD72-01
系列
人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目
学習心理学特論Ⅰ
副題
(日常生活における認知研究の新展開を学ぶ)
副専攻
担当者
高橋 雅延
単位
2
期・曜時
前期 木1
対象学年
院生のみ
特記事項
授業概要
日常生活から遊離した研究には意味がない。この授業では、そのようなスタンスのもと、認知研究の新しい展開について、テキストと関連文献を読みながら学ぶと同時に、日常生活との関連性を全員で考えていく(毎回、全員がコメントを提出)。これらのことによって、日常生活との関連性における認知研究の現状と問題点だけではなく、今後の研究方向が明確になるはずである。
課題・評価
発表(内容および発表技法を評価)60%、質疑応答・討論20%、コメント(論理性、明確性などを評価)20%
テキスト
井上毅・佐藤浩一(2002).日常認知の心理学 北大路書房
参考文献
G.コーエン(1992).日常記憶の心理学 サイエンス社
受講生への要望
認知研究と日常生活との関連性を徹底的に考えるので、臨床心理学や発達心理学などの領域を専門とする学生、自分の研究の意義づけに悩んでいる学生、役に立つ心理学を模索している院生も歓迎する。
授業計画
授業前半はテキストの各章の分担発表、後半は関連文献の発表を行う。以下に、おおよその授業計画を示した(詳細な内容は、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。
(1)オリエンテーション(レジュメの作成法、発表方法、コメントの書き方、評価の方法、オフィスアワー、テキスト発表の割り振りなど)
(2)展望的記憶/ヒューマンエラーとアクションスリップ
(3)行為の記憶/自伝的記憶
(4)目撃証言と記憶/偽りの記憶と協同想起
(5)顔と名前の記憶/対話行動の認知
(6)日常世界の対人認知/自己の状況とメタ認知
(7)感情と認知/空間認知
(8)~(12)テキストの関連文献の個人発表
(13)授業のまとめ
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