2007 syllabus

コード	WC24-01
系列	人間科学専攻（博士前期課程)
授業科目	社会病理学特論
副題	（臨床からみた社会病理）
副専攻

担当者	鈴木　幹夫
単位	2
期・曜時	前期　月4
対象学年	院生のみ
特記事項

授業概要

　社会病理とは、個人の精神病理のアナロジーとしてつくられた概念であり、社会構造レベルと人間関係レベルとを往復する、学際的意味合いを持つ。本講義では、精神科臨床の視点から、なるべく多くの具体例を示し、その病理のみならず、問題を解決するためどのような介入を要するかも含め検討する。

課題・評価

　期末にレポート提出を予定している。
　ﾚﾎﾟｰﾄ50％、出席50％で評価する予定。

テキスト

　特になし。適宜、プリントを用意する。

参考文献

　講義にて示す予定。

受講生への要望

　広い視野と深い洞察をともに身につけるため、柔軟な思考を持つことを期待する。

授業計画

１. 社会病理学総論
２. 嗜癖の社会病理１　アルコール問題
３. 嗜癖の社会病理２　覚せい剤問題
４. 嗜癖の社会病理３　その他の依存症
５. 嗜癖の社会病理４　家庭内暴力
６. 同一性の社会病理１　摂食障害
７. 同一性の社会病理２　性同一性障害
８. アニミズムの社会病理１　憑霊・憑依現象
９. アニミズムの社会病理２　オカルティズム
10. 関係性の社会病理１　いじめ・不登校・引きこもり
11. 関係性の社会病理２　非行
12. 関係性の社会病理３　子ども虐待
13. その他の社会病理　自殺

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