コード
WA61-01
系列
人間科学専攻(博士前期課程)
授業科目
基礎教育学特論1-Ⅰ
副題
(比較教育社会学方法論)
副専攻
担当者
永田 佳之
単位
2
期・曜時
前期 水3
対象学年
学部3・4年生も可
特記事項
授業概要
この授業の目指すところは〈自明性の罠からの解放〉である。私達が生きていく上で「当たり前」だと捉えていること、特に教育について当然視していることを、本質的な差異を内包する事例との比較を通して捉え直し、複眼的な視点をもてるようにする。特に社会的・文化的背景を異にする諸外国の教育のあり方との差異を文献とビデオ等で検討し、私たちの教育社会のあり様を問い直す。
課題・評価
出席と授業への貢献度及びレポート
テキスト
永田佳之『オルタナティブ教育:国際比較に見る21世紀の学校づくり』
参考文献
トピックごとに授業で指示
受講生への要望
複眼的なものの見方を身につけて将来に役立ててほしい。積極的な参加を期待する。
授業計画
1.比較の効用(私たちはなぜ・なにを・いかに比較するのか)
2.比較アプローチの多様性(国際比較の実際)
3.学校教育を捉え直す(イノベーションとは何か?)
4.教育実践のイノベーション①(イギリスの自由学校)
5.教育実践のイノベーション②(タイの「森の学校」)
6.教育実践のイノベーション③(シュタイナー教育の理論と実際)
7.教育実践のイノベーション④(世界のシュタイナー学校)
8.教育実践のイノベーション⑤(サドベリーバレー校の挑戦)
9.教育実践のイノベーション⑥(レッジオ・エミリアの思想と実践)
10.教育とセレンディピティについて
11.教育社会のダイナミズム(少数派影響理論の現在)
12.比較教育社会学の醍醐味(多様な教育社会の〈まなざし〉)
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