コード
AM22-01
系列
系列:キリスト教学Ⅰ
授業科目
キリスト教学Ⅰ-11
副題
(新約聖書の文学と人間)
副専攻
担当者
宇佐美 公史
単位
4
期・曜時
通年 木3
対象学年
1(A)・2年
特記事項
授業概要
聖書の常識を概略した後、新約聖書の様々な文学類型を取り上げ、勉強する。新約聖書はユダヤ人イエスの経験に裏打ちされたユダヤ人の知恵であって、今に至るまで、人々に生きる意味と力を与える。それで、後半部分では、新約聖書の母体となったユダヤ人が、人間をどう見ているのか、どのような信念に生きたのかを問う。
課題・評価
授業内容に関するコメントや質問を書いていただき、出席と、受講生の状況に応じて、期末のレポートあるいは試験で評価します。
テキスト
旧・新約聖書(翻訳と出版社は問わないが、旧・新約の合本がよい)
参考文献
必要に応じて紹介する。
受講生への要望
各自、聖書を授業に必ず持参すること。
授業計画
1)新約聖書の常識
― ユダヤ人の聖書
― ユダヤ人とは
― パレスチナ問題
― 新約聖書と旧約聖書
― イエスは存在したのか
― 福音書はイエスの伝記ではない
― 新約聖書の様々な文学類型
2)奇跡物語と社会のタブーと価値観
3)モデル、メタファー、比喩、引喩(ほのめかし)、
あてこすり、皮肉、たとえ(話)
4)対話、論争、弁証法・・ユダヤ人にとっての真実への
接近
5)人間
― 神の似像性
― アダム論
― 結婚
― 家庭
― 性、体
― 個人と社会(共同体)
― 自由、罪、原罪、心の善き傾向と悪しき傾向
― 自殺の否定と肯定(特攻隊とゼーロータイ、
武士道とユダヤ人)
― その他質問に応じて
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