2006 授業計画(抜粋)
コード
LK51-03
系列
系列:心理学
授業科目
3年心理学演習 C
副題
副専攻
担当者
高橋 惠子
単位
4
期・曜時
通年 火2
対象学年
3年
特記事項
授業概要
人間関係の発達とその病理について、愛着の理論を中心に学ぶ。前期はこのテーマに関連する内外の文献を取り上げながら理解を深める。後期は検討した問題の中から研究するテーマを絞り、実際にデータをとり、分析し、論文を仕上げる。演習を通して、心理学の研究についての理解を深める。
課題・評価
演習ヘの貢献、リポート、実証的な研究への参加度、期末のリポートによって総合的に評価する。
テキスト
数井ほか(編)「アタッチメント」ミネルヴァ書房.
南風原ほか(編)「心理学研究法入門」東大出版会.
参考文献
進行にあわせて指示する。
受講生への要望
必ず出席すること。3回以上の欠席は原則として認められない。無断で欠席した者に対しては、指導を打ち切ることがあるので注意すること。また、適宜だすレポートの期限を厳守すること。
授業計画
1.人間関係の研究の現在
人間関係の研究の動向を踏まえながら、愛着理論とその研究の意味を明らかにする。また、現在のわが国における人間関係の問題を理解する。
2.愛着についての研究の実際
愛着の測定法、また、それを用いた実証的研究の実際を学ぶために文献にあたる。
3.研究の実際
1、2をもとに討議をし、関心の集まった問題について、実際にデータをとり、数量的処理、分析をし、研究リポートを書く。
University of the Sacred Heart, Tokyo