2006 授業計画(抜粋)
コード
EH11-01
系列
系列:人間関係
授業科目
文化人類学調査実習
副題
フィールドワークの実践
副専攻
人間関係副専攻
担当者
葛野 浩昭
単位
4
期・曜時
通年 月5
対象学年
3・4年
特記事項
授業概要
調査テーマ・調査地の検討から始めて、既存資料の検討、調査受け入れの依頼、資材の準備、予備調査、宿泊滞在の準備、数日間の本調査、補足調査、報告書作りまで、文化人類学研究を基礎付けるフィールドワークのフルコースを体験します。
課題・評価
成績は総合評価。調査報告書を分担執筆。
テキスト
特に無し。
参考文献
特に無し。
受講生への要望
数日間の宿泊を伴う本調査はもとより、すべての過程で通常の授業以上の作業を求められます。過剰なまでに積極的な調査意欲を持つ参加学生を期待します。
授業計画
具体的なことは、その都度、すべて受講者と相談して決定しますが、フィールドワークの実習ですから、以下のような3つの段階に分かれます。ただし、()内の時期はあくまでも予定です。祭りのようなものの調査に限らず、調査時期は調査地や調査内容との関係で自ずと決まってしまいます。したがって、本調査に限らず、準備・予備調査・補足調査・報告書作りも含めて、この実習授業は時間割通りには行なわれず、予め決まった授業時間以外にも、様々な作業が求められることを了解して下さい。
〈1〉準備(前期)
調査テーマの決定、調査地決定のための資料の収集と検討、調査地への依頼打診と調査地決定、調査時期の決定、調査資料の収集と検討、調査の具体的内容と方法の検討・決定、機材等の検討と準備、1・2回の挨拶回りと予備調査、調査地滞在のための準備。
〈2〉本調査(時期は未定。夏から秋にかけてになると思います)
全員が参加しての数日間の宿泊を伴う調査。
2・3人のグループで聞き取り・観察調査へ。朝・昼はミーティング、夜は報告ミーティングと調査記録の整理。
〈3〉補足調査と報告書作り(後期)
参考:平成14年度調査は神奈川県真鶴町の貴船祭り
:平成15、16、17年度調査は静岡県富士宮市浅間大社の秋祭り
University of the Sacred Heart, Tokyo