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コード YA61-01
系列 人間科学専攻(博士後期課程)
授業科目 認知心理学特殊演習
副題 フォールスメモリ研究の知見と方法論を学ぶ
担当者 高橋 雅延
期間・単位 通年 4単位
曜日・時間 金5
対象学年 院生のみ
特記事項  

授業概要
 認知心理学におけるフォールスメモリ研究の方法論と最新の知見を学ぶために、(1)教員の計画したフォールスメモリ研究のリサーチアシスタント活動、(2)関連文献の精読、(3)実験心理学の方法論のテキストの熟読、の3つを行う。これらのことによって、フォールスメモリ研究の理解が深まり、実践的な方法論が身につくはずである。
課題・評価
 リサーチアシスタント活動50%、文献、テキスト発表50%
テキスト
 Pashler, H. et al. (Ed.) (2004). Stevens' handbook of experimental psychology. Wiley.
参考文献
 Conway, M. A. (Ed.) (1997). Recovered memories and false memories. Oxford University Press.(詳細は演習内で適宜紹介する)
受講生への要望
 高橋雅延2002〜3年DRMパラダイムを使ったフォールスメモリ研究の現状と展望I〜III 聖心女子大学論叢, 98巻〜100巻と、その引用文献を授業開始までに読んでおく。

授業計画
 この演習では、フォールスメモリ研究(実験1、実験2)のリサーチアシスタント活動、関連文献の発表、テキストの発表、の3つを同時に行う。以下に、リサーチアシスタント活動に関連した授業計画を示した(関連文献の発表、テキストの発表などについては、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。なお、実験データは教員がファーストオーサーシップを持つ形で受講生全員の共著として、授業終了後、審査のある学術雑誌に投稿される。
(1)オリエンテーション(関連文献、テキストの発表方法の指示など)
(2)〜(5)実験1の刺激作成、予備実験の実施
(6)〜(9)実験1のデータの収集
(10)〜(12)実験1のデータの分析
(13)前期のまとめ
(14)〜(17)実験2の刺激作成、予備実験の実施
(18)〜(21)実験2のデータの収集
(22)〜(25)実験2のデータの分析
(26)授業のまとめ



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