授業概要 |
認知心理学におけるフォールスメモリ研究の方法論と最新の知見を学ぶために、(1)教員の計画したフォールスメモリ研究のリサーチアシスタント活動、(2)関連文献の精読、(3)実験心理学の方法論のテキストの熟読、の3つを行う。これらのことによって、フォールスメモリ研究の理解が深まり、実践的な方法論が身につくはずである。 |
課題・評価 |
リサーチアシスタント活動50%、文献、テキスト発表50% |
テキスト |
Pashler, H. et al. (Ed.) (2004). Stevens' handbook of experimental psychology. Wiley. |
参考文献 |
Conway, M. A. (Ed.) (1997). Recovered memories and false memories. Oxford University Press.(詳細は演習内で適宜紹介する) |
受講生への要望 |
高橋雅延2002〜3年DRMパラダイムを使ったフォールスメモリ研究の現状と展望I〜III 聖心女子大学論叢, 98巻〜100巻と、その引用文献を授業開始までに読んでおく。 |
|
|
授業計画 |
この演習では、フォールスメモリ研究(実験1、実験2)のリサーチアシスタント活動、関連文献の発表、テキストの発表、の3つを同時に行う。以下に、リサーチアシスタント活動に関連した授業計画を示した(関連文献の発表、テキストの発表などについては、授業第1回目のオリエンテーションで明示するので、必ず出席すること)。なお、実験データは教員がファーストオーサーシップを持つ形で受講生全員の共著として、授業終了後、審査のある学術雑誌に投稿される。 (1)オリエンテーション(関連文献、テキストの発表方法の指示など) (2)〜(5)実験1の刺激作成、予備実験の実施 (6)〜(9)実験1のデータの収集 (10)〜(12)実験1のデータの分析 (13)前期のまとめ (14)〜(17)実験2の刺激作成、予備実験の実施 (18)〜(21)実験2のデータの収集 (22)〜(25)実験2のデータの分析 (26)授業のまとめ
|
|
|