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コード EL33-01
系列 系列:人間関係
授業科目 文化地理学
副題 渋谷を歩く、渋谷を伝える
担当者 野 浩昭
期間・単位 前期 2
曜日・時間 火3
対象学年 2・3・4
特記事項 再履修不可、他専攻生も履修可

授業概要
 歴史を見ても現状を見ても、渋谷には6つの顔があると考えられる。この授業では、受講生が(1)円山町、(2)百軒店、(3)センター街、(4)公園通り、(5)駅周辺、(6)新南口、の6班に分かれ、それぞれの顔をレポートして、渋谷の全体構造、渋谷の使われ方に迫る。
課題・評価
 発表、レポートの総合評価。
テキスト
 無し。
参考文献
 授業計画を参照。
受講生への要望
 歩き回ることにタフな人、それ以上に、歩いたことをレポートすることにタフな人を歓迎します。レポーターとしての才能、カメラマンとしての才能を試してみましょう。

授業計画
1.講義
 下記の文献を紹介しながら、都市・街の見方について学びます。また、渋谷繁華街の形成史を整理します。
 岡本・北川「渋谷・・地形が生きている街」
 陣内(編)『江戸東京のみかた調べかた』鹿島出版会
 グールド『頭の中の地図』朝倉書店
 陣内『東京の空間人類学』筑摩書房
 中村・岡本『メンタルマップ入門』古今書院
 リンチ『都市のイメージ』岩波書店
2.第1回合同ウオーキング
 受講生全員が(1)円山町、(2)百軒店、(3)センター街、(4)公園通り、(5)駅周辺、(6)新南口、を合同でウオーキングし、それぞれの街の様子、特徴を全体的に把握する。
3.班別ウオーキングと発表
 受講生が(1)円山町、(2)百軒店、(3)センター街、(4)公園通り、(5)駅周辺、(6)新南口、の6班に分かれ、文献調査と現地観察(ウオーキング)を行ない、班別発表を行なう。発表ではレジュメや地図だけでなく、写真やビデオ等も用いる。どういう観点から街を観察しレポートするかについては、予め受講生全体で議論した上で、共通の問題意識も携えてウオーキングに出かける。
4.第2回合同ウオーキング
 各班がコンダクターを務める形で、受講生全員が渋谷全体((1)〜(6))を再び合同ウオーキングする。
5.レポートの執筆。



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