授業概要 |
歴史を見ても現状を見ても、渋谷には6つの顔があると考えられる。この授業では、受講生が(1)円山町、(2)百軒店、(3)センター街、(4)公園通り、(5)駅周辺、(6)新南口、の6班に分かれ、それぞれの顔をレポートして、渋谷の全体構造、渋谷の使われ方に迫る。 |
課題・評価 |
発表、レポートの総合評価。 |
テキスト |
無し。 |
参考文献 |
授業計画を参照。 |
受講生への要望 |
歩き回ることにタフな人、それ以上に、歩いたことをレポートすることにタフな人を歓迎します。レポーターとしての才能、カメラマンとしての才能を試してみましょう。 |
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授業計画 |
1.講義 下記の文献を紹介しながら、都市・街の見方について学びます。また、渋谷繁華街の形成史を整理します。 岡本・北川「渋谷・・地形が生きている街」 陣内(編)『江戸東京のみかた調べかた』鹿島出版会 グールド『頭の中の地図』朝倉書店 陣内『東京の空間人類学』筑摩書房 中村・岡本『メンタルマップ入門』古今書院 リンチ『都市のイメージ』岩波書店 2.第1回合同ウオーキング 受講生全員が(1)円山町、(2)百軒店、(3)センター街、(4)公園通り、(5)駅周辺、(6)新南口、を合同でウオーキングし、それぞれの街の様子、特徴を全体的に把握する。 3.班別ウオーキングと発表 受講生が(1)円山町、(2)百軒店、(3)センター街、(4)公園通り、(5)駅周辺、(6)新南口、の6班に分かれ、文献調査と現地観察(ウオーキング)を行ない、班別発表を行なう。発表ではレジュメや地図だけでなく、写真やビデオ等も用いる。どういう観点から街を観察しレポートするかについては、予め受講生全体で議論した上で、共通の問題意識も携えてウオーキングに出かける。 4.第2回合同ウオーキング 各班がコンダクターを務める形で、受講生全員が渋谷全体((1)〜(6))を再び合同ウオーキングする。 5.レポートの執筆。
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