授業概要 |
宗教心理学とは、宗教の心理的側面を研究する学問である。本講義では、現代の宗教心理学でどのようなことが議論されているかを見てゆきたい。その土台として、Kate M. Loewenthal, The Psychology of Religion: A Short Introduction (Oneworld, 2000)を読んでいきたい。 |
課題・評価 |
平常点。指名されて、どのように答えたかを評価。 |
テキスト |
適宜プリントを配布する。 |
参考文献 |
授業中に提示 |
受講生への要望 |
予習すること。休まないこと。 |
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授業計画 |
1心理学と宗教:心理学とは何か。宗教とは何か。心理学と宗教の関係の歴史。スピリチュアリティ。ジェンダー。 2宗教と心理学:西洋キリスト教の影響。諸宗教と、その行動・思想・感情の説明 3宗教的行動:祈り。宗教的な言説と言語。社会的な行動、集団、規範。 4宗教的思想:宗教的信念。生涯を通じての変化。宗教的信仰とその発達。 5宗教的感情:宗教的感情の起源。肯定的感情。否定的感情。宗教と精神病理学。 6宗教はどのようにして、行動・思想・感情に影響を与えるか:行動の道徳的コントロール。宗教・ストレス・苦悩。宗教と偏見。宗教とアイデンティティ。
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