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系列 心理学
授業科目 実験心理学特講13
副題
担当者 横澤 一彦
期間・単位 前期 2
曜日・時間 金2
対象学年 2・3・4
特記事項 再履修不可、専攻生のみ受講可

授業概要
 視覚と注意に関する最先端のテーマを取り上げる。ポップアウト、特徴統合理論、負のプライミング、注意の瞬き、変化の見落とし、ジオン理論など、視覚探索や物体認知が中心テーマとなる。心理学的現象記述に基づき、認知科学的観点から計算論的モデルも解説する。ニューラルネットワークやロボットビジョンなどとの関わりにも言及する。
課題・評価
 試験もしくはレポート(どちらにするか未定)に、平常点を加味して、評価する。
テキスト
特にない。必要に応じて、講義中に参考資料を配付する。
参考文献
乾敏郎編「認知心理学1 知覚と運動」東京大学出版会
受講生への要望
 講義で体験する様々な心理現象などに関する質疑応答をもとに進められるので、講義への積極的な姿勢が必要である。

授業計画
 以下のような内容で講義が進められる(多少の変更があるかもしれない)。

1.高次視覚の認知心理学
2.視覚的注意
3.視覚探索
4.特徴統合
5.視覚的注意のモデル
6.ロボット・ビジョンにおける視覚と注意
7.テクスチャ弁別
8.注意の時間特性
9.注意を向けなかった情報
10.物体認知
11.脳と脳型コンピュータ

 いずれもコンピュータを利用し、様々な心理現象を体験しながら、視覚と注意に関する理解が深まるように講義が進められる。



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