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コード 0623
系列 初等教育学
授業科目 算数科教育法
副題
担当者 八木 義弘
期間・単位 後期2
曜日・時間 金2
対象学年 2・3・4
特記事項 再履修不可、専攻生のみ受講可

授業概要
 小学校「算数教育」においては、児童一人一人が意欲的に、自らの力で既習事項を活用し、数・量・形・数量関係にかかわる基礎的・基本的な内容を身につけていくことが大切である。
 そのために、問題解決学習や算数的活動などの指導法の工夫や、教材研究の在り方について学ぶ。
課題・評価
 出席とレポートによる総合評価
テキスト
 小学校学習指導要領解説「算数編」文部省
参考文献
 特になし
受講生への要望
 算数・数学の得意、不得意にかかわらず、小学生と共に楽しく学ぶ意欲をもって欲しい。また、「教えてもらう」という学習観を「自ら学ぶ」学習観に変換して欲しい。

授業計画
1.生活と算数
生活の中で算数が生きて働いていることを基に、算数教育の在り方を探る。
  ・人体尺度など生活から生まれた単位が、今でも生きている。
  ・算数で身につけた数学的な考え方は、日々の生活の中で多く用いられている。
2.小学校第1学年から第6学年までの学習内容の概観
・算数教育のねらい
A「数と計量」領域
B「量と測定」領域
C「図形」領域
D「数量関係」領域
3.自ら学ぶ力を付ける学習指導法
・算数科の授業の特徴と望ましい在り方
・算数科における問題解決学習のその意義
・算数科における算数的活動とその意義
・個に応じた指導の重要性をその試み
4.子供の「よさや可能性」をのばす評価
・算数科における評価の在り方
・形成的評価など


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