授業概要 |
カントの著書『判断力批判』を「第24節 崇高の感情に関する研究の区分について」より読む。テキストはドイツ語の原典を用いるが、適宜日本語、英語の訳書を参照する。 |
課題・評価 |
授業への取り組み、貢献度によって評価する。予習は演習参加の前提条件である。 |
テキスト |
Immanuel Kant, Kritik der Urteilskraft, hrsg. v. Heiner F. Klemme, PhB507 |
参考文献 |
右頁「授業計画」未尾に挙げた図書を参照用に哲学研究室に別置しておく。 |
受講生への要望 |
ドイツ語未修者も履修可。ただし、便宜は図らないので自助努力を。 |
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授業計画 |
一文一文、文法に則り、ゆっくりと読んでゆく。準備を含め、およそ次の手順で授業を進める。 1)別置参照文献(下記)を参照しつつ、参加者は、たんに訳を作成するだけでなく、内容についても演習の席上での議論に対応できるよう準備しておく。 2)演習においては指名された者が原典を音読し、日本語に翻訳し、内容を説明する。 3)黒板に板書される訳文について全員で文言を検討しながら、内容を吟味する。時間の許す限り2)−3)を繰り返す。 4)各回の最後に指定された者がその回の訳文を担当者に渡す。 5)上記訳文を基に担当者は、L@Mailの「掲示板(Board)」に翻訳の最終稿を掲載する。その際、必要に応じて註を付す。 6)参加者は上記掲示板を確認する。 一回の演習ではおよそ1/3頁から半頁程読み進む。 哲学研究室別置参照文献 『カント事典』(有福孝岳他編) 『判断力批判』(牧野英二訳) Critique of the Power of Judgment (ed. By Paul Guyer) |
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