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コード 0273
系列 日本史
授業科目 日本近現代史I
副題 伊東巳代治 幻の巨人
担当者 佐々木 隆
期間・単位 通年4
曜日・時間 月3
対象学年 1・2・3・4
特記事項 再履修可、他専攻生も受講可

授業概要
 大日本帝国憲法の起草者の一人として知られる伊東巳代治は明治・大正・昭和の三代にわたって日本の政治に大きな影響を及ぼした。はじめ伊藤博文の秘書・情報幕僚として出発した伊東はやがて枢密院に勢力を張り、歴代の内閣に恐れられた。「憲法の御意見番」か、「政界の天の邪鬼(あまのじゃく)」か、その実像と個性を探る。
課題・評価
 講義中に指示する。
テキスト
 講義中に適宜、資料を配布する。
参考文献
 佐々木隆『伊藤博文の情報戦略』(中央公論新社)。本講義は『人物叢書 伊東巳代治』として刊行の予定。
受講生への要望
 資料は再配布しないので注意されたい。

授業計画
1.研究史・伊東巳代治
2.鞄持ちから幕僚へ
3.内閣書記官長伊東巳代治
4.伊藤博文との確執
5.政界新世代と伊東巳代治
6.一匹狼から四角同盟へ
7.枢密院の古釘
8.最後の光芒・国連脱退反対運動


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